ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室時々アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

よしなしごとをそこはかとなく①

そもそもがどうでもいいような話ばかり打っていますが、今までにも増してどうでもいいような話です。

いえね、先日ひょんなことから映画を見に行ったんですよ。珍しくカミさんと一緒に。ものは何かというと「トップガン マーベリック」です。(あ、ここから先、マナーとして「トップガン マーベリック」のネタバレはしませんのでご安心を。)まぁネタバレにならない程度に感想を述べると、「え?これってなんだかアレのエピソード4じゃね?」ってのと、「うわー、そこでそれが出てきたかぁ、懐かしくて胸熱〜!」ってとこですか。(・・・ご覧になった方、これくらは大丈夫ですよね?)まぁとにかく単純に面白かったです。続編とはかくあるべき、という感じがしました。

というか1作目よりも面白かったです。というのも実は私、1作目も映画館で見たのですが、「1作目は見ていて全くのめり込めなくて非常に腹立たしかった」のです。なぜのめり込めなかったのか?その辺りの事情を思い出したので、書いてみようと思います。

注!ここから先、トップガン1作目のネタバレの内容が入ります。今更なのでセーフかと思いますが、まだ見ていない方、ネタバレを見たくない方は今回お読みにならないほうがよろしいかと思います。

さて、私は若い頃から漫画が好きでしたが、よく読んでいた作家の一人に「新谷かおる」さんがいました。確か松本零士のアシスタント出身で、キャプテンハーロックのヤッタランのモデルになった人だ、と記憶しています。(この辺りちょっとあやふやなので、間違いがあればオタク方面の人の訂正をお待ちしています。)バイクの「ふたり鷹」やラリーの「ガッデム!」などのメカものが中心でした。その中でも特に「戦場ロマンシリーズ」「エリア88」「ファントム無頼」などの、ミリタリー系の漫画が大好きでよく読んでました。その流れから「トップガン」の一作目も、ウキウキして見にいったものです。「エリア88」の重要な登場人物、ミッキー・サイモンの愛機「F−14トムキャット」が大活躍する、というだけでコーフンものでした。エリア88 1〜13巻 【完】 評論(ネタバレ注意) - AQM 

冒頭の黒いKAWASAKI GPZ900R「Ninja」の疾走シーンから、ずっとワクワクして見ていたのですが、「敵戦闘機との交戦シーン」から、私の頭は???となり、最後の最後までずーっと意味がわからなくなってしまい、最後理解したときには「なんじゃこりゃー!!!」となってしまったのです。途中から全くの勘違いをしてしまったままで見ていたので、消化不良というかつまらないというか、釈然としないまま映画が終わってしまったのです。さて、私はどういう勘違いをしていたのか、お分かりでしょうか?

その勘違いを引き起こした原因は、「ファントム無頼」(作画新谷かおる 原作史村翔=武論尊)にありました。百里基地所属の空自パイロット神田とナビゲーター栗原が、愛機Fー4ファントム680号機を駆って引き起こす、さまざまなドラマの中の一話に、この二人がアメリカに研修に行った時のエピソードがありました。まだ冷戦時代の漫画でして、米軍の中に、模擬空戦の相手としてソ連軍になりすまして戦う部隊(アグレッサー部隊、と呼ぶそうです。)がいて、神田と栗原がその部隊(レッドフラッグオペレーション、とか言っていたような。)に加わり、すっかり時代遅れになってしまったファントムに赤い星をつけて飛び、米軍のF−15イーグルとペイント弾を使った模擬空戦をおこない、当時最新鋭のイーグルを、ロートルのファントムが次々に撃墜するという、まぁ漫画のような(漫画だけど)話があったのです。

お分かりでしょうか?この話が頭にあった私は、トップガンを見ていて、トムキャットと戦っている相手が、「エリア88」などからの知識で、米軍の戦闘機である「F−5タイガーⅡ」だということを知っていたので、劇中でアメリカの軍人が「ミグが来たミグが来た!」と叫んでいても、「ミグじゃないじゃん、タイガーⅡじゃんw。ってことはこれ模擬空戦じゃん。ナニそんな必死になってるんだw・・・って、実弾で打ってるじゃん?火噴いてるじゃん?いったいどういうことコレ?????」となってしまったのです。

 ←ググったら何でも出てきますね。 

はい、中途半端に漫画で得た、いらん知識があったせいで、すっかり模擬空戦と思い込んでしまった私は、なんで味方同士で撃ち合って、なんでトム・クルーズが味方を撃ち落としたってのに、みんなで喜んでるんだ?と最後まで頭が混乱していて、タイガーⅡじゃなくてミグだった(という設定)だと理解した時に、「いや、それじゃ『ごっこ』じゃんか、なんじゃこりゃぁー!!!」となってしまったのです。まさに「知らぬが仏」といういい例でした。

 お約束

その点、今回の「マーベリック」の敵は、ちゃんと敵の格好?をしていたので、すんなりはいりこむことができました。まぁこちらもいい年寄りなので、第一作の時代には、たかが映画で本物のミグを入手ことなんて到底できなかっただろうし、現代なら「エリア88」のマッコイ爺さんでなくても、どこかからミグを入手することも可能だろうということは重々承知ですけれども。

今を去ること何年前になるのかも分からない昔の、独りよがりな思い込みでしくじった、微妙にオタクがかった思い出についての雑談でした。また何か思い出したら打ってみようと思います。どっとはらい

追伸 そういえば「独りよがり」って、たしか元々かなりシモがかった意味の言葉でしたよね?坊主の隠語の「大悦」のような。そういえば中島みゆきに「ひとり上手」って歌があったけど、あれも考えようによってはチョットヤバイw(最後下ネタかよ!)