ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

♪やらかしちまった やらかしちまった♪ その①

初のチャリソロキャンプから帰ってきて、必要な物いらなかった物、そして何より「欲しくなった物」が頭の中をグルングルン回ってます。そしてですね。はい、いろいろとやらかしてしまいました。その幾つかの「やらかしちまった」を振り返ります。

まず「やらかしちまったその①」です。ソロチャリキャンプをしてみて、もっとも不便を感じたのは、バックパックの重さでした。ですからできるだけ軽量化したくて、「断捨離」を考えたのですが、その次に不便を感じたのが「スタンドがない」ということでした。極端なリアヘビーになってしまった私のチャリは、ちょっと気を緩めるとすぐにバランスを崩してしまいます。とくに店舗に入ろうとする時に、どこか立てかけるところを探すのもなかなか大変で、心底「スタンドがほしい」と思ったのです。ところが、これだけの重さを支えるとなると、ヤワな片側だけのスタンドだけだと耐えきれないと思うんですよね。そこで参考に自転車関係のYouTubeなどを見てみると、いくつかのサイトで「ダブルレッグスタンド」というのが紹介されていました。うん、これならバランス良く直立させられそうだ。倒れる心配もあまりしなくてよさそうだし。幾らするのかしらないけど、ググるだけ見てみよう。(いいか、ググるだけだぞ、ググるだけだぞ、わかってんな!見るだけだぞ・・・)ということで、見てみますと、あった。某YouTubeで紹介されていたやつだ。

うーん、良さげだ。でもなぁ、YouTubeの人も「フレームの形状や空きスペースによっては付けられない」と言ってたしなぁ?まぁサイズ的に無理なら、そもそも買っても仕方が無いわけだし。ちょっと自転車のフレームを見てみるか。(見てみるだけだぞ、わかってんな、いい大人ジジイなんだから。そもそも絶対付かない形状だったら、考えるまでもないんだからな。)

で、見てみますと・・・ビミョー!絶対に付くとは断言できないが、絶対に付けられないとも言い切れない。フロントディレーラーのワイヤーと干渉しそうな気もするけど、大丈夫な気もするし・・・どうする?(※今振り返れば、この「どうする?」と考えた段階で、もう「負け確定」なわけですが。)

←このワイヤーの隣のスペースなんですけどね。はたしてボルトが通るのだろうか?(それにしても汚ねぇな。洗えよ。)

価格は?と見ると・・・2901円。うーむ、買える(お小遣いで)。でも付かなかったらどうする?メ〇カリで売る?売れるか?2500円くらいなら売れるんじゃないか?だったら授業料としてもそれほどひどいことにはならんし・・・ええい、ポチッとな!・・・さん、はい!♪やらかしちまった やらかしちまった 俺に生きる価値などありゃしねぇ ア〇ゾンの箱の前で声あげて泣いた~♪(Song byど〇ろっく)

ということで、「くそったれのやらかし人生~♪」でも、これ結果的に、ちゃんと付いてくれれば、全然セーフですよね?ねっ?!(※あー、これ完全に「沼にハマった人の言い訳あるある」ですな。)さて、ぱっと見は何となく「行けそうな気がする~♪」のですが、どうなんだろう?ファイナルアンサー?!(・・・非常にスケールの小さな、みみっちいギャンブルなんですが、こんなんでも結構ヒリヒリしますね。)で、ある日帰宅してみると、「例の笑顔の箱」が玄関前に置いてありまして・・・

 

ポチったから当たり前ですけど、これが届いておりました。恐る恐るあてがってみると、ワイヤーにかすかに干渉しているけど、ボルトは通る!勝った!俺は勝ったんだ!

・・・と喜び勇んだのもつかの間、大問題発生!そういえばYouTubeでもそんなこと言ってたかもしれない。(ほぼ居ないと思いますが、もしこのスタンドの購入を考えている方がいらしたら注意してください!) 

私の持っている6ミリの工具ではボルトが回せない!もっと大きなサイズの六角レンチでないと締められないんですよ!これは困った。ちょうど部活があったので、学校に行く前に頼みの綱のジョイフルAKに寄って、レンチを見てみたのですが、なんと2000円近くする!これはちょっと買えないな。ということで学校に着いてから技術の先生に聞いてみたけど、あるのはやっぱり6ミリが最大。それ以上大きなサイズのレンチはないとのこと。うーむぬか喜びもいいところ。さてどうする?厚かましいけど例の自転車屋さんに相談してみるか?ということで学校帰りに以前お話しした例の自転車屋さんに寄って、厚かましくもレンチを借りられないかを聞いてみました。(貼るの2回目ですけど、決してステマではありません。)

whiteline-bicycle.com

そうしますと、「工具の貸し出しはしていないんですよ」と女性スタッフの方に丁寧に断られて(この方も物腰の柔らかい素敵な方です。)よくよく考えたら下手に商売道具を貸したら、大事な工具がダメになったりすることも十分あり得るから、こっちが無理筋だと納得しまして、とりあえず忙しそうなマスター?に、何ミリのボルトなのかを聞きましたところ、一目見て「8ミリですね。」と教えてくれました。お礼を言って店を出て、自転車にまたがったところに、忙しいのにマスターが出てきて、これを私の自転車に付けるのはやめたほうがいい、とアドバイスをくれました。(このとき私は、スタンド自体は持っていっておらず、ボルトと金具だけを見せただけで、スタンドを付けるなんて一言も言っていないのですが、金具だけをみて私が「スタンドを付けようとしている」ことに気づいていたのです!まぁプロフェッショナルとはこういうものなんでしょうね。というか8ミリなんてボルトを使う場面は他にはほとんどないだけかもしれませんが。)お客さんもいて忙しいのに、アルミのフレームにどういうダメージがあり、どういう結果になるかという可能性を、細かく教えてくれたマスターには感謝です。(何も買っていない上に、忙しいところを邪魔するリアルに迷惑な客なのに、ですよ?)お礼を言って帰宅しましたが、うーむ。そうはいっても無駄になるのも嫌だし。とりあえずちょっとプライヤーで回して、付けるだけ付けてみるか?(せっかく忠告してもらったのに、言うこと聞かない困ったジジイだね、ヒソヒソ)で、こうなりました。

 

・・・アルミが変形するほど締め込まなければ、あるいは極端に重い荷物を積まなければ使えるんじゃね?と、自分に言い訳をし、しばらく使ってみることにしました。(白状しますが、「もし壊れたら仕方が無いから新しいのを買わせてもらおう」という、さもしい根性があったことは認めます。でも、「沼の住人」の皆さんにも、そういう気持ちってありますよね?ねっ!)ということで、スタンドをつけてみました。

追伸 それでもプライヤーでは十分に締めることができていない感触だったので、今度はホーマックに行ってみたら、安い六角レンチを発見!300円くらい!

喜び勇んで購入し、ドヤ顔で増し締めしようと思ったら・・・何と言うことでしょう!

フレームと干渉して回すことができない!結局他には使い道のなさそうな、でっかい六角レンチが一本増えただけという・・・ながくなってしまいました。おあとがよろしいようで。