ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室時々アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

久々に国語の話題をば・・・頭の体操続きとジェネレーションギャップ?

さて、前回の続きで授業のオリエンテーションで使う「頭の体操」その③からご紹介しようかと思ったのですが、先日の授業でちょいと衝撃的?なことがありまして、先にその話をさせていただきます。

題材は井上ひさしの「握手」です。登場人物の「ルロイ修道士」が、昔は畑仕事などで手のひらが板を張ったように固くなっていた、という場面で生徒に、「こんなふうに毎日スコップやくわを使ったりして、皮膚が固くなったのを何という?」と質問したのですよ。すると生徒はポカーン。質問を変えて「野球部とか素振りしてたら指の付け根が固くなるだろ?それを何という?」と聞いたら、やっとわかった、という顔で「豆!」「んー、まぁそうもいうけど、豆通り越してもう潰れなくなるくらい固くなったやつは豆と言わないだろ?」「いや、豆です。」・・・はて、こちらとしては「たこ(胼胝)」という答えを期待していたのだが、「たこ」という言葉は死語なのかしらん?「ちなみに君たち、耳に胼胝ができる、という慣用句は知ってるかね?」と質問すると、半数以上が知らないとのこと。うーん、ペンだこは知ってるかい?と聞くとそれは分かるらしい。個人的には、水ぶくれになったのが豆で、潰れなくなるほど角質化したのをたこ、というのだと思っていたのですが、皆さんいかがお考えでしょうか?(ちなみに、同じ質問を三人の先生方にしてみたのですが、二十代四十代の二人は豆で、私と同じ感覚なのは再任用の先生だけでした。これもジェネレーションギャップ?(泣)

さて、気を取り直して前回の続き。3問目として出すのがこちら。

③ある池に、近くにあった石を投げ込んでみると、その石はいきなりもぐったりしずんだりし始めた。これはいったいどういうことか?

まさに先入観に縛られたら、なかなか読み取りが難しい問題です。ただしこれは、数人分かった子が出てきても、「何と答えたらいいかわからない」感じになります。もちろん中には、「地震が起きた」「魚の背中に乗った」「石じゃなく亀だった」「水切りをした」などの答えも出ますし、一概に不正解、とも言えませんが、ある程度答えを言わせたあとで、こちらの方から「答えはひらがなで4(5)字でこたえてください」と振ってみたりします。さて皆さん、おわかりでしょうか?

ここまでやってくると、意外と次の問題なんかは慣れてきた子はすぐ気づきますね。この問題なんかは、「契約書とか隅々まで読まないとだまされたりするよ」なんてことの実例として紹介したりしますね。

④ある所に3メートルのロープで首をしっかりとしばりつけられた牛がいた。その牛をつなぐ丸太は、しっかりと地面にうちつけてある。意地悪な子供が来て、牛のえさを丸太から6メートル離れたところに置いていった。ところがしばらくしていってみると、その牛はえさを全部食べてしまっていた。丸太は抜けていないし、ロープも切れていないし結び目もほどけていない。これはいったいどういうことか?

さて皆さん、おわかりでしょうか?(しかし人の作った問題をしたり顔で出しておいて、「おわかりでしょうか」もないもんだ、というご指摘は勘弁して下さい。)時間があるときにはあと2問出しますが、それはまた次回ということで。