ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室時々アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

「星の花が降るころに」についての考察その3

改めて言うのも変ですが、私はほとんど教材研究をしたり、指導書見たりはしません。その上で、教科書の文章表現だけから以下のことを述べています。したがって、ちゃんと教材研究をしていたり、指導書を確認している先生方にとっては、今私の書いている内容…

「星の花が降るころに」についての考察その2

さて、色々突っ込んで読みたいところが満載のこの小説ですが、調査したわけではないし、詳しく教材研究をしたり、指導書を読んだりもしていないけれど、単純に文章表現だけから読解して、「ここ面白いところなんだけど、あまり触れている先生がいないなぁ」…

「星の花が降るころに」についての考察その1

突然ですが、私はパソコンのプログラムやハードについては全然わかりませんが、ネットにはISDNの時代から繋いでいて、2ちゃんねるなんかもよく見ていました。それがどうしたかというと、私はこの「星の花が降るころに」の作者である安東みきえさんは、ひょっ…

教科書会社に電話した話その5

前回の続きです。『「新しい博物学」の時代』の中の表記に引っ掛かりを感じた私は、以前書きました「卵」から数年後、また教科書会社に電話をしてみました。ただし、今回の電話は正直「ツッコミを入れるのは野暮な内容」であることは重々承知の上でした。専…

教科書会社に電話した話その4

もちろん極論であり、この辺が「へそ曲がり」なわけですが、私は授業の中でよく生徒に、「性格の悪い人は国語ができるはず。」と言ったりしています。どういうことかというと、「人の揚げ足取りがうまい」とか、「人のしくじりに目ざとい人」は、国語の読み…

説明的文章を読むときのヒソカな楽しみ方

さて、教科書にはいろいろなジャンルの教材がありますが、正直私は説明的文章があまり好きではありません。小説と違ってあれこれ推理する場面がなく、「読めば分かる」ように書かれているからです。自分の授業が下手くそなことを棚に上げて言いますが、どう…

私の丸つけ筆記具の変遷②

変遷と言いますか、今現在の主力選手の紹介になります。つまり「柔らかくてあまり肩の凝らないソフト系」のサインペンです。と、いっても「パイロット系」と「プラチナ系」の二種類しかありません。ではまず、パイロット系の丸つけペンはこれです。 黒の軸も…

私の丸つけ筆記具の変遷①

こういうのも何ですが、私は結構文房具マニアでして、字が汚いわりには筆記具にこだわる、というかいろいろ買いたくなる性分です。(間違っても高い万年筆とかを買ったりはしません。せいぜい千円以内で、結構いろいろ楽しめるのがイイんです。) 働き始めて…

「夏の葬列」(山川方夫)で感じた違和感③

葬式まんじゅうほしさに、おだって(この方言わかりますかね?「調子こいて」くらいの意味かな?)芋畑の中を突っ切っていった主人公を助けにきて、銃撃を受けてしまったヒロ子さんは、実はいち早く「道の」防空壕に避難していた。その安全な防空壕からわざ…

「夏の葬列」(山川方夫)で感じた違和感②

前回書きました「違和感」についてですが、皆さんはどこかに違和感を感じたでしょうか?さて、私が感じた違和感とは何かというと、ヒロ子さんのセリフの中の、「早く、道の防空壕に・・・」なんです。もっといえば、「道の」です。これって、切羽詰まった状…

「夏の葬列」(山川方夫 教育出版2年生)で感じた違和感①

まずネタバレにならない程度にあらすじを紹介します。(教科書で読んだ、という方には無用ですが、教育出版の教科書ではなかった方もいらっしゃると思うので一応) 出張帰りのサラリーマンである主人公は、まだ戦時中だった十数年前の小学生の時、疎開してい…

「1・2の三四郎」というマンガに

高校生の時どっぷりつかりまして、その影響でプロレスにも興味を持ち(ハルク・ホーガンや初代タイガーマスクがデビューしたり、スタン・ハンセンとアンドレ・ザ・ジャイアントが戦ったりと、まさに黄金期でした。)、東スポやプロレス雑誌も読んだりしてい…

「東洲斎写楽はもういない」を読んで驚いたのは

今まで何の疑いもなく勝手に「とうしゅうさい」だと思いこんでいたことです。「言われてみれば」確かに、東「州」ではなく東「洲」と、さんずいがついています。でも何かの話題に出てきた場合は、まず例外なくみんな「とうしゅうさい」と読んでいます。(A…

「九マイルは遠すぎる」ごっこをしてみたら

「思わず振り返って、子供たちがまっすぐに指さす空を見上げると、ああ、たしかに虹だ。」 さて、この文だけから分かることはないかな?どんな当たり前のことでもいいから、何でも気づいたことがある人は?・・・ポカーン。チーン。・・・ まぁ無理もない話…

「九マイルは遠すぎる」は言葉の可能性を広げてくれる本です

解説を見ると、1967年発行の短編集、とありますので、半世紀以上前の古めかしい、でも安楽椅子型推理小説としては非常に有名な作品です。ですから、今読んでも「うーん?なんか古くさい・・・」となるかも知れません。でも、特に表題の話は、「純粋に非常に…

教科書会社に電話した話その3

さて、中学校の行事の一つに、陸上競技大会というものがあり(学校によりますが)教師が手分けして審判や誘導などをします。かなり昔の話、広い競技場でお互いに連絡を取るために、小型のトランシーバーを使っていたのですが、ある時、年配の先生がものすご…

教科書会社に電話した話その2

さて、前回書きました長野まゆみ氏作「卵」のあらすじですが・・・(以下ネタバレになりますので、内容を知りたくない方は今回とばしてください。) <あらすじ>(時代設定としてはおそらく昭和40年代?少なくとも戦後すぐではなく、携帯電話のない時代)…

教科書会社に電話した話その1

今までに3回、教科書の内容についてのクレーム参考意見を、教科書会社に電話した事がありまして・・・(メイワクナハナシダ) 特に小説の授業では、 ・「書かれていることを統合して、書かれていないこと(行間)を読むこと」 ・「変化と伏線に気づくこと」…

昔の定期テストの珍答から

中学2年生の「短歌の問題」で、「作者名(正解は石川啄木)を漢字で書きなさい。」という問題を出しました。啄木は三行書きが特徴なので、他の作者より見分けがつけやすく、サービスのつもりで出題しましたし、授業の中でも「豚木と書かないように!」と注…